神戸超高層ビルの不思議
大きな被害を出した阪神淡路大震災。
それから20年以上になろうとする今、神戸や大阪では超高層ビルが林立。
最近三宮駅前には60階建てでしたっけ、の超高層タワーマンションができました。
ビルそのものが倒壊し、人々が下敷きになったのに、なぜ凝りもせず、超高層を建てるのか不思議。
確かにあのとき、柔構造の超高層ビルは倒壊しませんでしたが、ビルの中は惨憺たるものでした。
事務機器や金庫が部屋の真ん中に渦巻くように集まり、もしオフィスアワーだったらと、肝を冷やしたものです。
その教訓はどこへ?
これは、太古からずっと震災を繰り返してきた日本の習い性なのかも。
前の地震の教訓は全部忘れ、同じことを繰り返す。
これから人口は減っていくわけですから、あえて超高層を建てる必要もないし、建ててもそう簡単には埋まりませんよね。
これだけ地震警告を出すなら、ゼネコンなど企業の暴挙を規制するくらいの法律を作ってはどうかと思いますが。